PoSコインの始め方~ウォレット編~

旅行に行ったり、仕事が忙しかったりで随分時間がたってしまいすみません。
さて今回は草PoSの買い方、ウォレットの扱い方、送金の仕方、ステーク方法について説明したいと思います。

取引所での購入方法
初回に書きましたが、本ブログの読者は既に仮想通貨取引を行ったことがある方を対象としています。そのためここは省きます、、、というわけにはいかないので一応簡単に開設を。

今回は cryptopia で 808coinというコインを購入してみます。(808coinの説明はまた後日)
  1. cryptopiaにログイン後、Balances をクリックして自分のアドレスを確認する。
  2. 右上にある Search に 『BTC』と入力し、BTCアドレスを確認します。アドレスを確認するには『Deposit BTC』という左にある緑色のアイコンをクリックします。
  3. 慎重に現在利用している取引所から当該アドレスにBTCを送金します。
  4. Exchangeを押下し、Marketを開きます。左上にあるSearchに 808 と入力します。808/BTCと出てくるのでそちらを押します。
  5. 808とBTCの交換画面が出てくるので、BTCが着金していれば交換します。


ウォレットダウンロード
PoS以外であればこのまま取引所に置きっぱなしでも問題ありませんが、PoSは取引所においておいてもステークしてくれません。(ステーク=採掘)

その為、自分のパソコンにウォレットをダウンロードする必要があります。
ウォレットはコインによって異なりますが、Windows、Mac、Linux、raspberrypi用が用意されています。
今回対象の808coinはWindowsかMacしか用意されていません。
(githubではsrcが公開されていますのでCUI派はそちらをご利用ください)

僕が用意したパソコンはWindows7なのでこちらからダウンロードします。


mega.nzって何?という方、GoogleDriveと同じようなものです。念のため、ダウンロードしたものはウィルススキャンをするほうが良いかもしれません。(MD5などでファイルの同一性を確認できるといいのですが)

ウォレット起動と暗号化
ここがPoS初心者が一番悩むポイントかと思います。(特に808coinは判り難いです)
ダウンロードしたexeファイルを実行すると、808 wallets が起動すると思います。


ポイントは赤枠部分です。鍵のマークとパソコン2台に×がついた状態となっているかと思います。このままでは残念ながらステークしてくれません。

まずは大事なウォレットの暗号化とアンロックを行います。

メニュー>Settings>Encrypt Wallet を押して、暗号化を行います。
暗号化はできるだけ複雑な方法で行いましょう。
僕は全てのパスワードは Keepass2 で管理を行っていますが非常におススメです。

パスワード管理ソフト決定版!KeePass2の使い方 | IT-Hack

普段、パスワードの管理ってどうしてますか?最近はiOSやAndroidで指紋認証が搭載されたり、Windowsで顔認証が搭載されたりと生体認証方式が増えてきました!それでも、まだまだパスワード認証方式は多いですよね。パスワードやユーザ名が増えすぎると中々覚えておくの大変です、そこで今回はパスワード管理するソフトを紹介します。   今回紹介するのは KeePass というソフトです! ...
暗号化すると自動的にウォレットが再起動します。

ウォレットアンロックと同期
ウォレットが起動してきたら、先ほど暗号化したパスワードでアンロックします。
アンロックはメニュー>Settings>Unlock Wallet for Minting Onlyで行います。
先ほどのパスワードを入力してください。

あわせて、同期が自動的に行われるはずです。同期状態は緑のステータスバーで判断できます。
ここで同期がされていない場合(緑のステータスバーが表示されない等)、ノードを追加します。googleなどで「コイン名 addnode」などで検索してみてください。
(例:addnode=104.237.0.79:8087)
参考までに808coinではここで確認できます。https://novaexchange.com/addnodes/808/ 

ノードをコピーして、C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\808 にある(なければ作る) 808.conf にペーストします。

これで同期がはじまるはずです。
完全な状態が以下の赤枠となります。参考にしてください。


これでステークするほぼ準備ができました。

ウォレットへ送金
cryptopiaからウォレットへ送金します。
ウォレットのアドレスは メニュー>Receive Coins を押下すると Address があなたのものです。
こちらをコピーしてcryptopiaから送金します。
送金は『WithDraw 808』を利用します。

しばらく待つと着金するはずです。

これでステーク準備が完了です。あとは8~10日間ほど待ちましょう。
びっくりするぐらいステークされている事でしょう。

これでチュートリアルは終わりです。次回からはPoSコインを紹介する予定です。
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2 件のコメント :

  1. 初めまして!808のウォレットについて詳しく説明していただきありがとうございます。私、MACのウォレットを使っているのですが、右下のパソコンマークに×がついていてうまく作動していないようです。ノードを追加したいのですが808.confがどこにあるかわかりません。かつMAC版808ウォレットをダウンロードした時は「808_Mac.zip」というものしかダウンロードされず.confのようなものはダウンロードされませんでした。もしよろしければお助け願います。

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    1. はじめまして。
      僕はmac環境を持っていないのですが、/Users/${USER}/Library/Application Support/808 というフォルダはありませんか?
      そちらに 808.conf を作って、addnodeを追加すればよいと思います。

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